ひらがなの読み上げ
- imsakaruizawa
- Jun 19, 2025
- 2 min read

大きなひらがなカードで、読み上げ練習から
「読めるようになる前に、何をしてあげたらいいですか?」
そんな質問をよくいただきます。その答えのひとつが、大きなひらがなカードを使った読み上げ練習です。
「読む」より先にあるもの
文字の学習というと、つい「読めた・読めない」に目が向きがちですが、モンテッソーリ教育では、その前段階をとても大切にします。
それは、
目で形を捉える
耳で音を聞く
音と文字を結びつける
という、準備の時間です。
大きなひらがなカードを使う理由
大きなカードには、理由があります。
文字の形がはっきり見える
余計な情報が入らない
一文字に集中できる
小さな文字や本の文章は、子どもにとっては情報量が多すぎることもあります。
まずは、「あ」「い」「う」一文字ずつ、しっかり出会うことから始めます。
読み上げ練習のやり方
やり方はとてもシンプルです。
大人がカードを静かに見せる
はっきり、ゆっくり音を出す「あ」
子どもにまねして言ってもらう
ポイントは、言わせようとしないこと。
言いたくなったら言う。言わなくても、ちゃんと聞いていれば大丈夫です。
「覚えさせない」がコツ
この段階では、
書かせない
テストしない
正解を求めない
ことがとても大切です。
目的は「暗記」ではなく、音と文字が心の中で結びつくこと。
繰り返し出会ううちに、ある日ふっと、自然に読めるようになります。
子どもの集中は短くていい
1回の活動は、3〜5分で十分です。
「まだやりたい」で終わるのが、いちばんいいタイミング。
集中は、長さよりも質。
短く、心地よく、がポイントです。
読めることは、ゴールじゃない
ひらがなが読めるようになることは、通過点にすぎません。
本当に大切なのは、
言葉を聞く力
音を楽しむ力
「わかる」喜び
大きなひらがなカードは、その土台を、静かに育ててくれます。
家庭でもできる、最初の一歩
特別な教材がなくても、手作りカードや、市販のシンプルなカードで十分です。
大切なのは、
急がないこと
比べないこと
信じて待つこと
文字との最初の出会いが、「楽しい記憶」になるように。


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